食べて良い物といけない物を区別することは私達人間にとってはさほど難しいことではありませんよね。しかし犬には区別がつきません。

おいしそうな物、興味がある物は落ちている物であろうと関係なく口に含んでしまいます。

特に美味しそうな匂いがする物などは一瞬で口に入れてしまうため、食べるのを止めることが出来なかった、食べたことに気付かなかったという話はよくあります。

それがたとえ食べたら死に至るものであろうと関係なく食べてしまうのです。

もし愛犬が食べてはいけない物を食べてしまった時どうしたら良いのでしょうか。私達にできる対処法とは?

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 愛犬が玉ねぎを食べてしまったら

玉ねぎは犬が食べてはいけない物として最も有名ですね。

もし玉ねぎがそのまま床に転がっていたとしても、それを食べてしまう犬はあまりいないと思います。

しかし飼い主さんが調理することによって美味しそうな匂いを放っている玉ねぎは食べようとする場合があります。

特によく聞くのは愛犬がハンバーグを食べてしまったという話です。

玉ねぎを食べてしまったことで、玉ねぎに含まれる[アリルプロピルジスルファイド]という成分により犬が中毒症状を起こす可能性があります。

 

アリルプロピルジスルファイドは煮ても焼いても成分は変化しないため、たとえ火が通っていたとしても中毒症状を起こします。

中毒症状はすぐに現れるのではなく2~3日経ってから現れることがあり、食べてしまってからその間は愛犬を注意深く観察する必要があります。

主な症状として嘔吐、下痢、貧血などが起こると言われ、これらの症状が現れたら速やかに動物病院に受診して下さい。

食べてはいけない食品を食べてしまった時の対処法として、出来れば食べた物を吐かせることが一番だと言われています。

塩やオキシドールを少量なめさせることが吐かせるのに有効だと言われていますが、素人は加減が分からないため、緊急事態以外に安易に行うことはやめましょう。

 

散歩時の拾い食いに注意

外は部屋の中より拾い食いの危険がいっぱいです。

散歩時などに拾い食いをするクセのある犬は特に注意が必要です。

外には誰かが捨てた食べ物や猫の置きエサの残りなどが落ちていることがあり、それらが腐敗している場合もあります。

愛犬がそれを食べてしまうことにより嘔吐や下痢を起こす可能性があります。

 

また、何でも興味いっぱいの子犬の場合、タバコなどを食べてしまうこともあり大変危険です。

他にも農薬や除草剤、心無いない人間が撒いた毒エサなどを食べたことにより犬が死に至ったケースもあります。

愛犬が危険な物を食べた可能性がある時はすぐに動物病院に電話連絡後受診して下さい。

動物病院に向かう間の応急処置などは自己判断せず、犬が食べてしまった物と愛犬の様子を正確に電話口で伝え、獣医師からオキシドールや食塩などを飲ませる指示などがあった場合は実行して下さい。

 

普段から愛犬が拾い食いをしないしつけをしておくことはとても大切です。

もししつけが難しいのであれば口輪をする、またはリードを短く持つことで対処していきましょう。

犬が一度口に入れた物を出させることは難しいです。

飼い主さんに「出せ」と言われることで余計飲み込んでしまうこともあります。

大事なのは口に入れさせないことです。

草むらなど足元が見えない場所での散歩は何が落ちているか分からないため特に愛犬の様子に注意が必要です。

危険な物が落ちていることに飼い主さんがいち早く気付くことが愛犬の命を守ることに繋がります。

 

まとめ

犬が食べてはいけない物ってたくさんありますよね。

もちろん食べさせない環境を作ることが一番ですが、もし食べてしまった時にきちんと対処法を知っていないと取り返しのつかないことになるかもしれません。

また、間違った対処法によりさらに重篤な症状にしてしまう恐れだってあります。

犬を飼っていればどんなことが起きることが分かりません。「うちの愛犬は拾い食いなんてしないから大丈夫!」ではなく、愛犬の命に関わるようなことは飼い主としてきちんと覚えておく必要がありますね。