可愛いポメラニアンですが、鳴き声に悩まされている飼い主さんは多いのでは?今回はポメラニアンがクンクンと鳴く理由を調べて見ました。
果たして愛犬がクンクン鳴く意味とは?解決方法とは?
ポメラニアンがクンクン鳴く理由
犬は鳴く事で何かを伝えようとします。
犬がクンクンと鳴く時は、何かをして欲しい時だと言われており、甘え鳴きや要求鳴きとも言われます。
「食べ物が欲しい」「遊んでほしい」「ケージから出してほしい」「留守番が寂しい」など飼い主さんに訴えたい事がある時に見られる鳴き方です。
特に子犬の時はこの鳴き方に悩む飼い主さんが多いのではないでしょうか。
犬の要求鳴きによくある例として、人間の食べ物を欲しがって鳴く事が挙げられます。
犬に一度でも人間の食べ物を与えてしまうと食べ物をくれるまでずっとクンクン鳴くようになります。
人間の食べ物は犬に与えるのは犬の健康上よくありません。
またドッグカフェや宿泊した時などに鳴いて他のお客さんに迷惑を掛ける事になり兼ねません。人間の食べ物は最初から与えないようにする事が大切です。
子犬の場合はポメラニアンの夜鳴きに悩む飼い主さんも多いと思います。
夜、ケージの中で寝るのが寂しい子犬は「誰か来て」と訴えるためにクンクンと鳴き続けます。
飼い主さんが可哀想に思い、子犬をケージから出して抱っこをするとすぐ鳴き止みますが、子犬をケージに戻して電気を消すとまたクンクンと鳴き続けます。仕方ないのでまたケージから出して抱っこという事を繰り返すうちに子犬は「鳴けば飼い主さんは来てくれる」という事を学習します。
これが夜鳴きをエスカレートさせてしまう理由で、次からは更に粘り強く飼い主さんを呼び続ける可能性が高くなります。
子犬がクンクンと要求鳴きしているうちは要求に応えないことが良い犬に育てるためには必要です。
クンクン鳴くのを止めさせる方法
ポメラニアンがクンクン鳴いている時に要求に応えてしまうと、要求鳴きはどんどんエスカレートしていきます。
夜中にクンクンと鳴かれても無視するのが良い方法だと言われていますが、近所迷惑も考えるとそう放ってもおけませんよね。
また、ずっと鳴かれるのはストレスにもなりますし寝不足も辛いです。
そういう時は、ケージごとポメラニアンを寝室に運び、飼い主さんと同じ部屋で寝かせてみましょう。
飼い主さんと同じ空間で眠る事で夜鳴きは解決する事が多いようです。
また、クレートで寝かせるというのも良い方法です。
犬は狭い場所の方が安心できるので、ケージで眠れなかった犬もクレートだと安心して眠れる事があります。
また、留守番時にクンクンと鳴くのに困る場合も、短時間なら(2~3時間ほど)クレートで留守番させるのは有効だとされています。
その際、無理やりクレートの中に入れるのではなく、ポメラニアンがクレートの中で過ごすのが好きになるように仕向けていくのが大切です。
クレートトレーニングのやり方は、ネットなどで見る事が出来ますので検索してみて下さい。
絶対にしてはいけない事は、クンクン鳴いている犬に体罰を与える事です。
体罰を与える事で犬は恐怖で鳴き止むかもしれませんが、信頼関係はなくなり、飼い主さんに対していつもビクビク怯える犬になってしまう可能性があります。
犬は褒めて教えるものです。クンクン鳴いている時は無視をし、鳴かなくなったら要求を聞くという事を犬が覚えるまで繰り返して下さい。
褒めて伸ばすのは体罰で教えるより時間はかかりますが、確実に信頼関係は築けます。
また信頼関係が築けると犬のしつけはスムーズになります。
まとめ
犬がクンクン鳴くのは甘え鳴きと言われていますが、普段クンクン鳴かない犬が鳴いている場合、病気や怪我の可能性もありますので、そういう場合はよく観察してあげて下さい。