いつもは散歩大好きなトイプードルが、なぜか突然、散歩に行きたがらなくなったり、

抱っこの際、鳴いて嫌がったりしたら、ヘルニアを疑った方が良いかもしれません。

トイプードルはヘルニアになりやすい犬種ってご存じでしたか?

今回は、トイプードルのヘルニアについて色々と調べてみました。

ご参考になれば幸いです。

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トイプードルのヘルニア初期症状

 

トイプードルは軟骨異栄養症という遺伝子を持つ犬種です。

軟骨異栄養症とは、軟骨の発育不全により本来もっと成長し、長い骨を作るはずだった軟骨が成長しきれずに早い段階で止まってしまう事です。

 

椎間板ヘルニアになりやすいと言われているダックスフンドや、コーギーは軟骨異栄養性犬種でして、あの足の短さは骨の発育不全が原因です。

 

軟骨の発育不全は足だけではなく、身体全体の骨に影響が出やすくなります。

その為、軟骨異栄養性犬種は椎間板ヘルニアになりやすいと言われております。

軟骨異栄養性犬種は他にも、ビーグル、シーズー、フレンチブルドッグなどが挙げられておりまして、いずれも胴が長く足が短いという特徴的な体型をしております。

 

どんな犬種でも加齢に伴い椎間板ヘルニアを起こすリスクは高まりますが、軟骨異栄養性犬種は、多くが3歳から6歳という若い年齢のうちに椎間板ヘルニアを突然発症する事があります。

 

椎間板ヘルニアの初期症状は、痛みにより歩くのを嫌がったり、抱きかかえると痛みで鳴いたりします。

さらに進行していくと、不全麻痺により足に力が入らず歩き方もフラフラとし、足を引きずって歩くような動作が見られます。

トイプードルが急に歩きたがらなくなったり、寝ている姿勢からすぐに起き上がれなくなるなど日常動作に異変が見られたら椎間板ヘルニアのサインかもしれません。動物病院へ受診してみましょう。

 

椎間板ヘルニアの治療の期間、費用について

 

椎間板ヘルニアの治療方法は、内科療法と外科療法がありまして、比較的軽度な場合は内科療法による治療になります。

治療方法は内服薬や注射、レーザー治療などになります。

 

また、自宅ではケージの中で絶対安静が必要となり、安静にしなければならない期間はだいたい4~6週間と言われております。

ケージによる絶対安静は、椎間板を安定させる為に最も守らなければならない事でして、ストレスがたまる、可哀想などと言う理由で、ケージに入れない飼い主さんが多くみえるようですが、完治する為には絶対に必要な事なので、獣医師がケージによる絶対安静を指示したら必ず守りましょう。

 

守らない場合、トイプードルが一生歩けなくなる事もあります。

また、重度の椎間板ヘルニアでは、外科療法となり、椎間板を取り出す手術が必要となります。

術後は一週間程入院となり、術後の改善率は、重症度により変わってきますが、リハビリ期間は3か月~1年とかなり長くかかる事もありますが、焦らずとにかく続ける事が大事です。

 

椎間板ヘルニアの治療費は、手術を必要とする場合、動物病院により料金は異なりますが、概ね25万~50万円くらいだと言われております。

 

内訳はCTやMRIによる検査費、手術費、入院費などですが、別途術後のリハビリを受ける場合にはその費用、また、車イスが必要になる場合は更に10万円ほど必要になってきます。

いずれも動物病院にて事前に大体の費用の確認、また、ペット保険に入っている場合は、保険が適用されるかどうかの確認をしておいた方が安心ですね。

 

まとめ

 

犬の椎間板ヘルニアを防ぐ為に飼い主さんが出来る事は、まずは体重管理です。肥満は背骨だけでなく、体の色々な部分に支障をきたします。

間食させすぎなどカロリーオーバーに注意して下さい。

また、フローリングなど床が滑りやすいと腰に負担がきます。絨毯など滑りにくいものを敷いてあげて下さい。更に、犬の二足歩行、階段の上り下りも腰に負担をかけます。

トイプードルの特技である二足歩行も、腰の為にはあまりさせない方が良さそうですね。皆様のワンちゃんが毎日を元気に楽しく過ごせますように!