「トイプードルを飼う」というと、ペットショップやブリーダーから子犬のトイプードルを譲り受けるイメージが強いですが、トイプードルを迎える手段はそれに限らず、里親募集の情報サイトや、保健所などから譲り受ける場合もあります。

 

しかしその場合、譲り受けるのは子犬とは限らず、成犬、老犬の場合もあります。

里親募集をしている成犬は、何らかの理由によりトイレのしつけをされていない子がほとんどです。

 

たとえば、悪質なブリーダーの元にいた放棄犬達は、身動きも取れないような狭いオリの中で、尿や便を垂れ流して

長い間暮らしていたため、トイレの意味など分かりません。

 

見た目は成犬でも、中身は子犬と同じで、一からしつけをする必要があります。

いえ、成犬の分だけ子犬よりもしつけにはとても根気が要ります。

というのも、子犬と違い成犬は、今までの習慣というものが身についてしまっているからです。

それを崩すのは、かなりの労力を要しますが、しかし、だからといって出来ないわけではありません。

いくつになっても必ず覚えてくれるので、根気よく頑張りましょう。

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成犬のトイレのしつけ方

 

子犬も成犬もトイレのしつけの仕方は基本同じで、まず家の中の絨毯、クッションなどフカフカする物は全て片づけてしまいましょう。

 

というのも、犬は柔らかく、ふかふかな場所で排泄する習慣があります。

 

これは昔、犬が柔らかい土の上で排泄し、それを埋めていたという名残でして、絨毯やクッションなどの上はまさに絶好の排泄場所となります。

 

まずはその犬の排泄パターンを知りましょう。

 

犬はだいたい排泄する時間やパターンが決まっています。

起きた時、水分補給をした時、ご飯を食べた時などがトイレに行きやすい時ですが、その犬がいつ、どんな時に排泄するのか観察しましょう。

 

だいたいのパターンが掴めて来たら、ケージの中全てにトイレシートを敷き詰め、そこに犬を入れて、戸を閉め、排泄を促しましょう。

 

そして、排泄したら思いっきり褒めてケージから出してあげて下さい。

ご褒美をあげるのもかなり効果的です。

 

トイプードルは賢いので、「ここでおしっこをしたらいい事がある」とすぐに覚えます。

しかし、だからといって、すぐにトイレが完璧になる訳ではなく、何度も失敗は繰り返すと思います。

 

ここで大事なのがトイレ以外の所で排泄をしてしまったとしても、決して叱らない事です。黙々と片付け、匂いを完璧に決して下さい。

 

匂いが残っていると、再びそこでしてしまいますので要注意です。

 

 

子犬時期と成犬時のトイレトレーニングの違い

子犬も成犬もトイレのしつけの仕方にあまり違いはありませんが、まだ膀胱が小さな子犬は、沢山のおしっこを溜めておく事が出来ません。

 

その為、おしっこの回数もとても多くなり、一日で10回位する事もあります。

 

それに比べ、成犬はおしっこをためる事のできるので、一日に2~3回ほどの排尿だとされています。

 

トイレのしつけは、出す回数が多いほど、トイレトレーニングのチャンスが増えるため、覚えが早くなります。

その点からも子犬時というのはトイレトレーニングをする絶好の時期なんですね。

 

成犬のトイレ訓練の少ないチャンスを見逃さない為には、日頃からの観察(犬のトイレの前兆行動などを見つける)がかなり重要になってきます。

 

まとめ

 

成犬のトイレのしつけの大変さは、私自身が今まで何匹も成犬のトイレの練習をしてきたので、よく分かります。

というのも、私は保護犬の預かりボランティアをしておりまして、犬を預かる度にその都度トイレトレーニングをしています。

 

初めて成犬を預かった時は、やり方が分からないし、何度言っても違う所にしてしまうし、とても辛かったです。

でも、成功した時の喜びは、子犬の時のそれよりずっと大きかったのを覚えています。

預かった犬達は、ほぼトイレ訓練半ばで新しい家族に引き取られて行きますが、みんな新しいお家でトイレが

出来るようになっています。

 

もちろん、失敗する事もありますが、皆さん、失敗より成功した時を重視して、しつけして下さっています。

成犬を家族に迎える里親さん達を見てきて私が学んだ事は、おおらかな気持ちで、出来るのを気長に待つ事がトイレ訓練成功への近道かなという事です。