柴犬を初めてお家に迎えるには、まず柴犬が生活するために、必要なものを準備しなくてはいけません。
犬を飼うのが初心者の場合は、何を準備すれば良いのか分からないと言うこともあると思います。またどのように接すればなついてくれるのか?しつけはどうすれば良いのか?
コミュニケーションの取り方など迷うところですね。
今回は、初心者の方が初めて柴犬の子犬を飼う時のための、飼い方やしつけ、必要なものを準備するなどを、くわしくご紹介したいと思います。是非参考にしてください。
柴犬と飼う時の心構え
柴犬に限らず、犬を飼うという事は、容易なことではありません。
犬を飼うには、まず食事代・医療費・ペットシーツなどお金が掛かりますし、病気も怪我をしたときには、世話も必要となります。
元気な柴犬は、毎日でも散歩が必要で、自分の時間を割いてでも散歩に連れて行くことも必要です。
柴犬は、春と秋の換毛期には、大量に毛が抜け変わるため、毎日のブラッシングなどケアも必要です。
柴犬の寿命はおおよそ15年です。子犬の頃から世話を続けて、成犬から老犬になった時には、すっかり年老いた柴犬の世話をすることになります。
最後まで、愛情たっぷりに世話をする覚悟を持っておく必要がありますね。
柴犬を飼う時に準備するもの
柴犬を飼うことが決まれば、必ず準備しておきたいものをあげてみましょう。
・ケージまたはサークル
ケージは柴犬が、お家の中で一番落ち着ける場所にしてあげましょう。
お留守番をさせることが多い場合、柴犬の安全を守るためにも、ケージを活用しましょう。
・トイレ・トイレシーツ
トイレトレーニングのためには、必要不可欠アイテムです。
トイレシーツをビリビリにする場合もあるので、メッシュ付きのものがおススメです。
・お水用とドッグフード用の食器
できれば陶器製の食器を準備してあげると、重さがあるので、ひっくり返すことがなく安心です。水は食器を利用しても良いですし、給水ボトルのようなケージに取り付けることができるものは、水をこぼす心配がないので、便利です。
・ドッグフード
可能であれば、ペットショップやブリーダーのところで食べていたものと同じものを、最初は揃えてあげましょう。知らない場所に連れて来られて不安な柴犬です。新しい環境に慣れるまでは、ドックフードは同じものをあげて、安心させてあげましょう。
その次に準備しておきたいものは、お散歩の準備ための、首輪やリードです。体のサイズにあったものを購入しましょう。
体のケアのためには、ブラッシング用のブラシも揃えておくと良いでしょう。
柴犬を飼う環境を整えておくこと
日本犬である柴犬は、日本の風土に順応できますので、室内でも室外でも飼うことができます。できれば、子犬のころや基本的なしつけができるまでは室内で飼うことをおススメします。
室内での飼い方は、直射日光が当たらない風通しが良い場所にサークルやケージを置いてあげましょう。留守番をさせる場合は、いたずら防止や、安全のため、必ずケージに入れてお出掛けをするようにしましょう。
室外での飼い方は、犬小屋を直射日光の当たりにくい、じめじめしない場所に置いてあげましょう。
冬場は北風が当たらない場所に移動してあげることも必要です。
あまりに暑い夏の日や、寒い冬の日には室内に入れてあげる必要があります。
体調管理に、充分注意をしてあげましょう。
柴犬のしつけの基本
犬を飼うのは初心者の方は、しつけをどうすれば良いのかわからないことが多いと思います。まず、柴犬に愛情を持って、家族の一員として迎え入れることが大切です。
基本的なしつけ
・飼い主には服従と言うことを教える。
忠誠心が強い犬と言うイメージがある柴犬ですが、頑固者で独立心が強く気が強いところがあります。甘やかし過ぎは禁物です。
・からだに触られることに慣れさせること。
飼っている間には、どうしても体に触らないといけない場面は出てきます。
例えば怪我をしたときや、体調を崩しているばあいなどですが、体に触られると、噛むなどの行為をしないように、平素からスキンシップを兼ねて体を触られることに慣れさせておきましょう。
・吼え癖は甘やかしが原因
吼えれば、飼い主が思い通りにしてくれると勘違いした柴犬は、要求を通すために吼えることがあります。無駄吠えをしないように、吼えても無視するなど甘やかさないことが重要です。
柴犬は大変賢い犬種です。犬を飼う初心者でも、愛情たっぷりに接してあげることを心掛ければ、しつけもスムーズに行うことができます。
トイレトレーニングなどのしつけは、忍耐強く繰り返し教える様にして、叱らず褒めて育てるようにしましょう。
まとめ
初めて柴犬を飼う時の準備やしつけをご紹介しました。
柴犬と楽しく暮らすには、最初の段階での基本的なしつけが大切です。
叱るだけではなく、柴犬が快適に生活できる環境であるかを意識することも大切ですね。
甘やかし過ぎずに、程よい距離感を持って、可愛い柴犬との時間を大切に過ごしてください。